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トナーとインクはこんなにも違う

 トナーとインクの違いをうまく言い表せる人は中々居ないと思われます。
 前者は、粉状で紙に静電気を帯電させて粉体を付着させた後、それを熱で溶かして紙にくっつけることで印刷しています。熱で溶かす前に触ると、紙に定着していないため容易に剥がれてしまうとことがあるので注意が必要です。印刷用紙が、何らかの不具合や不調でプリンターの内部に挟まってしまったような場合に起こることがあります。
 それに対して後者は、液体で、紙などにしみこませて乾燥させることで印刷しています。こちらも、印刷後すぐに表面を触ったりすると溶剤が手に付着してしまったり、表面の印刷がかすれてしまったりする事があるので注意が必要です。
 双方に言えるのは、乾燥するまでは触ってはいけないということです。それぞれの印刷に使う原料の形態は違いますが、紙に完全に定着するまでは結びつきが弱いのですぐに取り出して使うことは避けた方がいいです。


 印刷原料が違うということは印刷方式が違うということですが、それによってもまた原料の特性によってもメリットとデメリットとが存在します。それらを把握した上でどんな時にどちらを使うかが見えてきます。
 まず、トナーのメリットとデメリットを考えてみます。
 メリットは、再生紙等品質の劣る紙にも印刷が可能で、 高速印刷・図面等の印刷に適していますし、大量印刷を掛ける際のコスト削減が出来る点が挙げられます。しかし、粉体の単価が高い、写真等の高画質の印刷に適さない、1年以上の長期保存では劣化しやすい、 写真専用用紙、光沢紙、コーティング紙等へ印刷が出来ない点に加え、高密度で白抜けが発生し、印字が薄いというデメリットが有ります。
 次にインクのメリットとデメリットです。
 メリットは、顔料を使用した場合は、耐水、耐光性が高いです。また、顔料系、染料系ともに写真等の高画質印刷に適しています。
 デメリットは顔料系と染料系で異なる部分も有りますが、双方に言えるのは溶液として安定性が悪い、根詰まりがあると言うのに加えて、大量印刷に適さないというところです。顔料系においては、印刷面を擦ると色落ちしやすく、光沢が出にくいという面があり、染料系では、印字が滲みやすい点と、太陽光などに長期間当たると、色あせが起こりやすいという点が問題視されています。


 印刷においてその方式以前にどちらの印刷剤を使用するかを決める必要が有ります。それぞれのメリットとデメリットを考えると、インクの場合は写真や画像及びそれらを含む資料等で長期保存を望むものへの使用が向いています。
 この場合、コスト面は割高になることを考えておく必要が有ります。片や、トナーの場合は、大量印刷を掛ける際のコスト削減が出来る点から考えて会議資料や一時的に使うパンフレットの類で文字が主体のものへの使用が向いています。長期保存に向いていないので一過性の有るものへの使用が要件となります。
 メリットとデメリットを知ってから使い分けることで失敗や損失はある程度防げることになります。大切なのは目先のコストや利便性だけで安易に決めないことです。

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